IFRS:「のれん」の費用計上を検討

IASBは「のれん」の会計処理の見直しに着手したと、9/14日経は報じた。
今年7月に議論を開始することを正式に決定。2021年にも結論を出す。

見出しからは、一括費用計上かと驚かされたが、記事中の例示では日本基準と同じ20年償却で試算されている。何年で償却するかが論点になるのであろう。
GAFAのような人材を価値源泉とする企業評価は、のれんの額が膨らみ、減損処理する場合の影響が大きいからであろうと思われる。

- 国、地域 会社数 総額(兆円) 一社当たり(兆円)
1 日本 IFRS採用 160 14 0.08        
2 欧州 600 240 0.40
3 中国 IFRSと互換性 100 10 0.10
4 アメリカ のれん償却不要 500 340 0.68