小熊 英二(1962生まれ) 日本の社会学者、慶應義塾大学教授、主著「単一民族神話の起源」

2/1日経「成長もたらす共生へ」「外国人材と拓く」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2637507031012018M10600/

「曖昧な“日本”の核、対応妨げ」
日本人とは何か。何をすれば「日本人になれるのか」。何を失ったら「日本は日本でなくなる」のか。そのような、近代国家の核についての議論を日本はしてこなかった。
例えば、米国なら自由と平等の理念に忠誠を誓えば「米国人」になれる。そういう国は、外国人の統合基準もはっきりしている。日本はそこが不明確なのだ。