天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議 専門家からのヒアリング3

×八木秀次(麗澤大教授)、△百地章国士舘大大学院客員教授)、○大石真(京大大学院教授)、○高橋和之(東大名誉教授)、○園部逸夫(元最高裁判事
○賛成、△例外的に認める、×反対
大石、園部両氏は天皇自身による譲位の意思表明と皇室会議の関与の必要性を指摘した。

 八木「退位そのものに反対。このままのご在位を望む。高齢のためご公務ができない事態には国事行為の臨時代行など現行法制で十分できる」、「皇室制度の存立を危うくする」は現人神のようなイメージを持っているのかな。

象徴天皇について、一部の論者が自己の国家観、皇室観から意見を表明していたのは遺憾である、国民の総意をどう担保するかが論じられなかった。

日本国憲法 第1条
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

10/17 時事.Com
有識者会議、生前退位論議スタート=制度化など8項目検討
有識者会議は首相の諮問機関で、メンバーは6人。初会合では、今井敬経団連名誉会長を座長に、御厨貴東大名誉教授を座長代理にそれぞれ選任。(1)天皇の役割(2)天皇の公務(3)公務負担軽減(4)摂政の設置(5)国事行為の委任(6)退位の是非(7)退位の制度化(8)退位後の地位や活動−について、憲法天皇制の専門家から意見聴取することを決定した。今井氏はこの後の記者会見で、女性・女系天皇女性宮家創設は検討しないと明らかにした。

11/30日経
これまで「生前退位」としていたのを「退位」とする。国民の理解が深まったこともあり、表記を簡略化する。

産経と同じ理由である。国民はそんなに愚かなのかね。