軽減税率:谷垣幹事長の反乱はあるか

軽減税率を巡り、党の意向を代表して谷垣幹事長は生鮮食品のみの4千億円を主張していた。ところが官邸が来年の選挙を慮り公明党にすり寄り、加工食品を含め1兆円の減収で手を打った。

谷垣幹事長は民主党との三党合意の主役で、合意の趣旨からはのめる話ではなかった。

ところが今日の日経では加工食品だけでなく外食も含め、減税規模は1.3兆円になると報じる。しかも、それを仕掛けたのが党税調のメンバーで谷口氏がそれを公明党に伝達したという。公明党は何かあることを警戒して合意を引き伸ばしたようだ。

破れかぶれのように見えるけれど、深いわながあるようにも思われる。谷口氏らの安倍首相への反撃が始まったのだろうか。行く末がどのようになるか見ものである。