百人一首

日経・文化 「震災と歌枕」作家・佐伯一麦

3/4(日)日経・文化 「震災と歌枕」作家・佐伯一麦(仙台市在住)古今集・壬生忠岑 「名取川」 陸奥にありといふなる名取川 なき名とりてはくるしかりけり 名取川という名の響きに、京の貴族たちは、遥か北の地の陸奥にあるという見知らぬ川に思いを馳せて…

百人一首 濡れる袖 五首

歌92、二条院讃岐 わが袖は 潮干に見えぬ沖の石の 人こそ知らね 乾くまもなし 「沖の石」歌90、殷富門院大輔 見せばやな 雄島の海人の袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変わらず 「雄島」 http://www.resort-inn.jp/kanko/kanko_ojima.html 松島の地名発祥の地「雄…

百人一首42、清原元輔、末の松山 波こさじ

7/3日、日経・風見鶏の引用、作歌者・清原元輔(908-990)は清少納言の父、 契りきな かたみに袖を絞りつつ 末の松山 波こさじとは以下、引用; 相馬から北に50キロ強。簡単に「想定外」と口走る現代の識者を諭す歌枕の丘が宮城県の史跡の町、多賀城にある。(歌4…