ワクチンは最低¥3,500/回。2回で¥7,000以上になる。付帯費用を含めるとその3倍近いコストがかかる

8/2日経によれば、ワクチン合計2億回分の確保を目指している。2回目までのワクチン購入費用は7,000億円を超え、関係費の総額として2兆円弱にのぼるとみられる。

 

8/2日経夕刊に最新のファイザーとモデルナの価格が報じられた。

ファイザーは、€15.50(¥2,018)から€19.50(¥2,540)に引き上げた。

モデルナは、$22.60(¥2,481)から$25.50(¥2,800)に引き上げた。

これらに比べると、日本政府の調達コストは割高である。国会でしっかり審議すべき。

 

かなり古いが、参考まで産経のニュースを。

産経:ワクチン価格 米は最大で欧州の倍近く 暴露に戸惑いも

2020/12/22 17:36

それによると(ベルギーの予算担当のデブレーケル閣外相のツイッターに投稿)、接種1回分の価格で最高は米バイオ企業モデルナ製の18ドル(約1860円)で、最低は英アストラゼネカの1・78ユーロ(約225円)。同社は当面、販売価格に利益を上乗せしない方針のため、他社より安くなっている。

 

 米紙ワシントン・ポスト(19日付)によると、米調査会社バーンスタインはこれを受け、独自に米国政府が契約した5種類の価格と比較。その結果、モデルナ製を除く4種類でEUの購入価格が米国を下回り、英アストラゼネカ製では約45%、ファイザー製では約24%、EUの方が安かった。