マイクロソフト(MS)は第2の成長経路に入ったか

MSのQ4(4-6)の純利益が前年比49%増の、131億ドルだった。

 

CEO サティア・ナデラ(Satya Nadella、 1967年8月19日 - )は、「あらゆる産業のリーダー企業との深い協業によって、過去最高を達成した」と述べた(7/19日経夕刊)。

 

この素晴らしい業績から、企業の成長には多様性(diversity)が必要と論じられるかもしれない。だがその論は、原因と結果を逆さまにしている。経営者として最も成功するとみなされたのが、ナデラ氏であった。多様性からインド人をCEOに任命したのでは無い。日本の会社や組織には、暗黙のうちに日本人を前提として、CEOとして優れているかはその次かそれ以下になっているように思われる。カルロース・ゴーン問題で、そういう風潮が強まるのではないか。

 

ZDNet Japan  https://japan.zdnet.com/article/35132276/

2/5/19マイクロソフトのナデラCEOが就任5年--実利的な取り組みや変化

Nadella氏は次の5年間に、新しい多くの課題に取り組むだろう。Microsoftの立ち位置を決める、穏やかな地ならし作業は大方完了した。これからは、同社がWindowsへの依存を断ち切り、クラウド事業とサブスクリプション事業の成長を維持できるのか、試されることになるだろう。