アンチ日銀券キャンペーン

最近の日経で、日銀券を悪者にするような記事が目立つ。曰く、「流通コストに2兆円かかる、先進国中GDP比流通比率が突出している」と。

これは報道というより、キャンペーンの類、それもネガティブ・キャンペーンである。これほど国民に愛されている金融商品をなぜ非難するのだろうか。誰の思惑でこのようなキャンペーンを流すのだろうか。

市場経済を標榜する日経ならば、つまらないキャンペーンを垂れ流すのではなくもっと便利な新型マネーの流通を提唱すべきであろう。良貨は悪貨を駆使する、である。

国民に説教を垂れて行動を変えさせようとするのは、何か不気味なものを感じる。