あてにならない世論調査 メイ首相の大敗

英総選挙で世論調査にだまされたのは、(1)最大の被害者であるメイ首相、(2)大手マスコミである。
メイ首相が解散決定(4月18日)をした時には、与野党の支持率の差は20%以上あった。この見通しを信じて賭けに出たのが、最大の敗北理由だ。

大手マスコミは世論調査をそのまま受け入れて保守党が差が縮まっているものの逃げ切れると観測記事を出していた。大手マスコミは英のEU離脱トランプ大統領の出現に続いて失態を重ねた。

大手マスコミは世論調査の結果を垂れ流すのではなく、批判的に報じなければ同じことを繰り返すだけであろう。