オプジーボは若者限定

15年の医療費は41.5兆円(前年比3.8%増)で、保険料が5割、税金が4割、自己負担が1割となっている(10/9日経、メディカルNow)。
ガンに効くといわれるオプジーボは1年間使い続けると35百万円かかるという。
10/9日経「高額薬、医療制度の破綻どうふさぐ」日本赤十字社医療センター部長・国頭英夫氏は述べる。
・新薬の開発には3,000億円かかる。
・希望者全員にオプジーボを投与すると財政破綻するので、制限が必要 だ。
海外では所得制限が多い。
年齢が一番公平だ。他には、くじ引き、先着順、体重制限などがある。
・混合医療では殆どの人が払えない。

ノーベル賞のオートファジーも同じ問題が出てくるだろう。
利用者を広げるしか解決は難しいだろう。
オプジーボの想定患者数は1万人ほど。これが100万人になればコストは30万円に激減する。

投与を制限すると色々と問題が出てくるだろう。現状では財源に限りがあればやらざるを得ない。
老人の払う保険料の一部は若者へのプレゼントと割り切るしかない。
新薬開発のジレンマなのか人間の欲が深すぎるのか。古代中国では秦始皇帝が徐福というペテン師に膨大な国費を投じて不老不死の薬を求めさせた。