EU離脱は社会の進歩か後退か

最近のマスコミの報道はEU離脱を否定するような論調一色だ。中には正解だったというへそ曲がりがいてもよさそうに思うのだが、そんな奇特な報道機関はない。財界や選挙を控えた官邸の意向を反映しているのだろうか。

昨日のNHKや朝日はお嬢さんアナウンサーをはるばるロンドンへ派遣して、なんじゃい残留派だけにインタビューして離脱派からの意見は全く伝えていない。公平な報道といえるのかな。

二通りの見方があると思う。
① 離脱はグローバル化からの後退で、老人が若者の未来をふさいでいる。
② 離脱は社会の進歩で、富の不均衡を解決する有力な手がかりとなる。

先は長いから今どちらかを判断することは出来ない。多分5年ほど先になる。それでもどちらの方向へ向かっているのかを感じることは出来るだろう。