品質の良い電気は届くのか

品質の良い電気は届くのか

4/26日経「猛暑なら計画停電」「経産相会見、原発 安全確保し活用」
とうとう白旗をあげました。興味のあるのは、一律に計画停電するのか、必要なところに電気が届くようにするのかである。まあ、最小不幸社会を唱える政党なので前者であろうけれど。


再生エネルギー買い取りもひどい制度になった。厳しくとがめていた東電の総括原価制度なのだが、ここではコストに十分な利益を上乗せする大盤振る舞い。確かエネルギーのベストミックスなんて少し前まで言っていましたね。この考え方の延長上で、太陽光はどれだけ、地熱はどれだけと量をまず決める。値段は、その後に入札で決めればよい。これでは、山ほど参入業者が増えて、電力料はスカイ・ロケットのように急騰する。アメリカでもドイツでもスペインでも失敗している政策を推進するのだから何を考えているのかだ。利権とは無縁であることを願う。