11/6(日) 日経社説「節電の励みになる料金制に」

 

あらら、自由主義経済の旗手と思われていた日経さんは実は統制経済主義者だった!

社説は次のように主張している。「電気料金をめぐっては政府の有識者会議などで今後、原価に一定の利益を上乗せして算出する総括原価方式の見直しが本格化する。無駄なコストがかかっていないか精査し、節電の動機づけになる料金割引の原資を確保してほしい」と。

社説の冒頭で「効果的なのは価格メカニズムを働かせることだ」と価格メカニズムへの信頼を表明しているのだから無駄で無意味なのは「政府の有識者会議」なのはご承知のはずだ。どうして「有識者会議」に期待するような主張になるのか頭をひねる。私のようなあわて者は統制経済主義者のプロパガンダかと早とちりしてしまう。