なぜアメリカでは中絶法案が国論を2分するのか、

514日経は、ポリティコの報道「米連邦最高裁が中絶の権利を覆す可能性が高まった、として内部草稿を入手した」を伝える。

 

なぜアメリカでは中絶法案が国論を2分するのか?

アメリカは、強姦天国だからだ。

 

12/3/16東洋経済「米国人女性の5人に1人がレイプに泣いている」は衝撃的だ。

19.3%、実に5人に1人。

これだけの割合のアメリカ人女性が、年齢を問わず、これまでにレイプ被害を受けたことがあると、米国連邦機関・疾病予防管理センターによる2014年9月の報告書で明らかになった。

 

これに対し、古い統計であるが日本では強姦の件数は平成25年(2013年)では、1,410件だった。強制わいせつの件数も、同年7,672件だった(内閣府男女共同参画局 日付けは不明)(傾向は大きく変わっていない)。

 

いかにアメリカの件数が多いかである。望まない妊娠が山ほどある。日本では実感できない件数である。

 

ウイキ;Roe v. Wade, 410 U.S. 113 (1973))は、「妊娠を継続するか否かに関する女性の決定は、プライバシー権に含まれる」として、アメリカ合衆国憲法修正第14条が女性の堕胎の権利を保障していると初めて判示し、人工妊娠中絶を規制するアメリカ国内法を違憲無効とした、1973年のアメリカ合衆国最高裁判所の判決である。