日経の報じる正当化される殺人

最近の日経の記事にたびたび出てくるのは金正恩の殺害への言及である。それもあたかもその殺害には北朝鮮の脅威を除去するための正当性があるかのように語る。

本日の風見鶏「北朝鮮は中国の手で」はトランプ政権が強攻策に出る場合の選択肢は、①機動隊部隊による先制攻撃、②金正恩委員長の殺害、③在韓米軍への核兵器の再配備である」と指摘する。

金正恩は、北朝鮮ならず者国家であっても、国家の指導者である。偽りかもしれないが国民の支持を受けている指導者である。

大っぴらに国家主導者の殺害の計画を語るのは、その国の国民に対する蔑視である。