もしかして歴史の分岐点を目撃したかもしれない。杞憂に過ぎないだろうが。

9/3中国は、「抗日戦争・反ファシズム戦争勝利70年」記念式典を開いた。

目を引いたのは、韓国・朴大統領がロシア・プーチン大統領に次ぐ第2位の賓客に遇されていたことだ。

東アジアでは、日本は1対2の劣勢に置かれた。それでも安倍政権はアメリカについていけば、大丈夫だと考えているようだ。メディアは欧米諸国は首脳こそ派遣しなかったと伝えるものの、閣僚か大使を必ず参加させている。日本だけが、誰も代表を派遣しなかった。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、の感情なのだろうか。ここまで露骨な姿勢を示すのは、日本にとって得策だったのだろうか。

将来はわからない。少しでも保険をかけるという発想は大事だと思う。This time is different は通用しないとはよく言われるが、本当にそうなることもある。先の大戦ではアメリカを侮って痛い目にあった。今度は中国を侮って、同じ過ちを繰り返すことがないことを願う。10年後、20年後にあの時が歴史の分岐点であったと、後悔することのないことを願う。