4/1/11金 産経 原発事故「長期戦も覚悟して必ず勝ち抜く」(1日午後5時半)

菅直人首相は1日夕、首相官邸で記者会見を開き、東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故に対して「長期戦も覚悟して必ず勝ち抜いていく」と述べた。

つまり、3週間の初動は失敗だった。ヘリでの視察や東電職員への直の指示にもかかわらず。そこを認めないと、長期戦をお任せすることは出来ない。ミッドウエーから転進した帝国海軍だな。
必ず勝ち抜いていくとは、東工大のエンジニアらしくはない精神論。「勝ち抜く」とはどんなレトレックなのか。これ、やはり、「自分と敵」という仮想敵を作る発想からのものだ。鬼畜米英か。

第二次大戦の大本営みたいになってきた。

ケインズ卿「In the long run, we are all dead.」、彼の言っている事は、長期的には満足のいくところへ落ち着くけれど、だからといって目先何もしなければそれを担当する者の役割は無いに等しい、ということ。