1/27/11 日本国債：格下げ 首相即答できず「疎いので」

債券自警団（bond vigilantes）は今回は見逃してくれた。次回は許してくれないだろう。市場に無理解の宰相だから何が飛び出すのか、本当にハラハラしている。

毎日JP　1/28/11（金）
日本国債：格下げ　首相即答できず「疎いので」
　菅直人首相は２７日、米格付け会社が日本の長期国債を格下げしたことに関し<「今初めて聞いた。（衆院）本会議から今出てきたばかりで、ちょっとそういうことに疎いので、改めてにさせてほしい」と首相官邸で記者団に語った。首相は財政再建に取り組む理由として国債の信認低下の可能性を指摘しており、発言に批判が出そうだ。

ここでは、どう応えるのが良かったかを考えてみよう。
下策：菅氏
中策：一報は来ているが、詳細はまだ承知していないので後でコメントする。または、個々の格付け会社の評価については、個別にコメントは致しません。
ここまでは、常識的である。これを切り返して自分に有利な状況を生み出す力があればと思うが、ないものねだりだね。
上策：？？？（一案）私達は今解決への道を進み始めたので、その格付け会社にはもう少しご理解いただけたらと思う。