技術で先行しても収益化できない日本のEV

EVも蓄電池も世界に先駆けて量産化しても、先行利益を収められず、撤退・縮小してしまう。これは技術の問題ではなく、経営の問題のように見える。日本の経営はどこに問題があるのか。

 

9/24日経は、テスラが3年後に25千ドルのEV車を発売する(現在の最安モデルは35千ドル)と発表したことを伝える。電池の基幹部品のセルを内製化することにより、電池のコストを56%削減するという。

この報道によりパナソニックの株価は大きく下がり、テスラ株が年初から4倍近く上昇したのとは対照的だ。

イーロン・マスクの経営手腕に軍配を上げざるを得ない。

 

日本的経営を見直し、世界の成功事例を積極的に取り入れなければならない。政府の成長戦略には、この視点が欠けているように思われる。

 

9/23 ITmedia News三菱自動車が、2009年に発売した世界初の量産電気自動車「i-MiEV」について、20年度内にも生産を終了する方針であることが18日、関係者への取材で分かった。