消費増税、リーマンショック級の出来事が起きつつある

中国経済が急減速している。1/22日経は、「中国経済の減速鮮明」「主要指標、秋以降に急変」と見出しが並ぶ。
本文でも「昨年10-12月の成長率はリーマンショック直後の09年1-3月以来9年9ヶ月ぶりの低さだ」と伝える。また、日本電産会長・永守重信氏は「11,12月に尋常でない変化が起きた」と述べている。米中貿易紛争だけでなく、急速な信用収縮が足を引っ張る。
この動きが日本経済へも波及してくれば、リーマンショック級の影響が無いとも言えない。
中国がくしゃみをすると日本は風邪を引くという事態になっているのか。

安倍首相はこれまで10%への増税を2度延期しており、今回はリーマンショック級の出来事がない限り予定通り引き上げることを表明している。

その時安倍政権はどのような判断をするのか。予算編成の動きを見ると、消費増税は既定路線で後退不可のように見える。