The Economicsコラム「アマゾン、効率化にAI活用徹底」

4/16日経に掲載されたエコノミクスの表題コラム記事がアマゾンの戦略部門の4名の責任者を取り上げ、アマゾンの業務改革を伝える。AIへの取り組みが、日本企業よりはるかに先行していることに驚かさせる。

ビジネスモデルが制度疲労を起こしている日本のコンビニビジネスにとって、学ぶ点は多いのではないか。コンビニ本部は、知恵で稼ぐIT企業へ変身できるかもしれない。

 

 

①ジェフ・ウィルク 1999年入社、機械学習によるアルゴリズムの導入、ジェフ・ベドスに次ぐNo2

②ブラッド・ポーター 物流拠点でのロボット化推進の責任者 アルゴリズムの開発

③アンディ・ジャシー AWS事業の責任者 機械学習による需要予測

④ディリップ・クマール アマゾンGoの責任者 アルゴリズムを使い始めた

 

コラム記事は次のように締めくくる。「アマゾンのデータ収集は、FBやグーグルのように各国政府の懸念の対象になっていない。アマゾンの顧客情報の収集・処理の狙いは、購入体験の改善だからだ。利用者と広告主の両方の顧客を満足させる難しさはない。FBやグーグルのSNSや検索機能を無料で使えるのは、顧客情報を得るために広告主が両社に費用を払っているからだ。アマゾンでは基本的に利用者と顧客は同一だ。」